ケーキ工房 れいくんち

商品開発

目玉商品の開発により地域特性にとらわれない営業形態を実現

れいくんち

ケーキ工房 れいくんち

代表

西野智美

三豊市財田町財田中2604-2
tel.090-7783-2163

固執した考えをほぐし、視野を広めてくれたよろず支援拠点に感謝です。

きっかけ

商工会の紹介で出会ったよろず支援拠点。

もともと両親が果樹園を営んでいたこともあり、自家栽培のフルーツを使ったスイーツを作りたいと考えていました。ただ開業するとなると経営としてどうなのか不安だったことは否めません。そんなとき商工会から「ちょうどいいところがある」とよろず支援拠点を紹介されました。私のように自家栽培のフルーツを使って加工品を作ることを6次産業ということもその時に知りましたが、専門の先生にも会わせていただくことができました。とにかく私の場合、経営面に関しては全てが漠然としていましたから、何を質問すればいいのかも分かりませんでした。でも行ってみるとこちらの状況を想定して先生がいろいろ聞いてくださったり、不足があれば指導してくださったので、自然と着実に開業に向けて前進していくことができたように思います。

具体的な支援内容

立地場所などを考慮して最適な提案をしてくれました。

もともと立地面などを考慮して卸のみを考えていました。企業や店舗のラボ的な位置づけで、お客様の要望に応じたものを作る工房をイメージしていましたが、先生から店舗経営することを提案されました。直販の方が利益率が高いことを、また周囲に競合がいないこともあったようですが、今となっては売り上げの9割を直販でまかなっているので先生の見立ては正解だったと思います。また、立地を考え、看板商品を作るようにアドバイスを受けました。そのおかげもあって、「れいくんちのシュークリーム」というイメージも広がってきたように思います。コンセプト決め、小売りの提案、看板商品を作ること、売上シュミレーションなどの支援のおかげで、当初の予定からはずいぶん変わりましたが、結果的にいい方向に流れていったと思います。

れいくんち外観

シュークリーム▲看板商品のシュークリームは大人気。なかでも神機は自家製あん入りのシュー。

れいくんち作業風景▲日々新しい商品を試作、今後は企業や店舗のOEMも手掛けたいと考え中。

相談後の感想

立地場所などを考慮して最適な提案をしてくれました。

誰でも初めての企業には不安がつきもの。分からないことだらけなんですよね。何から始めればいいか分からないということが多いと思います。自分一人で考え込んでいてもなかなか前には進みません。よろず支援拠点にはいろいろな専門の先生がいるので、本当に頼れる相談所だと思います。私の経験を通じて感じたことは、先生たちはそれぞれの事業主の目線に立って指導してくれるということ。これはとでもありがたいですね。必要なことはたくさんあったと思いますが、ステップアップしながら段階に応じて適宣アドバイスをくれたので混乱することなく前へ進めました。副産物としてチラシ制作のデザイナーやイベント情報など人やネットワークが広がったこともよかったですね。

支援のポイント

POINT 1自社の強みを活用した看板商品の開発提案の実地

POINT 2売上趣味レーションの作成・支援による具体的な数値把握の支援

POINT 3地域や立地特性を把握した事業展開提案